逆指値特集

便利な注文機能「逆指値」を初心者向けにわかりやすく解説します。

株式投資のススメ

損切りできない、一日中株価をチェックできない。そんな人は「逆指値」でリスクヘッジ!

オンライントレードならではの便利なサービス「逆指値」は、株の変動をオンタイムで確認しなくても、自分が指定した価格で株を売買できる機能。ITバブルが弾けた時など、人気の高い株が暴落した際は逆指値の機能に救われたトレーダーも多数いたのだとか。果たしてこの「逆指値」とは、どういったものなのでしょうか? 楽天証券の明井氏にお話を伺ってみました。

楽天証券株式会社マーケティング
明井良さん

逆指値ってナンダ?

逆指値とは、通常の指値注文と反対の注文形態であるため「逆指値注文」と呼ばれています。
通常の指値注文(limit order)は、買いの場合「ある価格以下になったら買い」、売りは「ある価格以上になったら売り」という注文ですが、逆指値注文は、買いの場合「ある価格以上なら買い」、売りは「ある価格以下になったら売り」という注文です。

例えば通常の成行注文や指値注文の場合、現在の株価が1,000円で「900円にまで下がったらその後ズルズル下がってしまいそうなので売りたい」と思った場合、自分で相場にべったり張り付き、900円まで下がったタイミングを見計らって注文を出さなければなりませんでした。ところが現在は、この逆指値機能を使って、「900円になったら売る」という指示を出しておけば、常にチェックしなくても株価が900円になった時点で自動的に売ってくれるのです。
もちろん買う場合も同じことができます。この取引、欧米では一般的な注文執行方法として普及しており、非常に有効な投資手法です。

逆指値は、証券会社によって利用できないところもあります。利用できる会社でも各社、サービス内容が異なりますから資料などを取り寄せ、しっかり比べてみてください。

逆指値を使える証券会社

逆指値の活用法は、「株価が上昇トレンド入りしたときに買う」「損失の拡大を防ぐ」「利益確定売り」の3つが中心です。

1)株価が上昇トレンドしたときに買う

グラフ-株価が上昇トレンドしたときに買う過去の高値、ボックス圏、チャート分析などで「ここを抜けると上昇する!」と、予想を立てたとします。こういった上昇トレンド入りしたところを狙う場合に、逆指値は有効です。そのラインが2,000円とするならば、「2,000円まで上がったら買い」と逆指値注文を出しておけば1日中株価をチェックしていなくても相場の変動に合わせて自動的に発注されます。トレンドをどう読むかは自分の戦略次第。上手く使えば非常に効率的に株式取引が可能です。

2)損失の拡大を防ぐ

グラフ-損失の拡大を防ぐ2つめの「損失の拡大を防ぐ」は、逆指値がもっとも効果的に使える場面でしょう。持っている株が値下がりしても「今売ったら損」となかなか手放せないでいたら、結局さらに下がった・・・旅行から帰ってきて見たら値下がりしていた・・・などはよくある話です。例えば1,000円で買った株が、値下がりを始めたとします。
100円ぐらいの下落なら許容範囲内でも、それ以上、損失が大きくなるのは困る、と思えば「900円以下になったら売る」と逆指値注文を出します。
これなら万一の場合でも、株価が900円以下になれば発注されるので、損失は一定金額で収まりますし、「損をしてもここまで」と分かるので安心。初心者は、ぜひ利用したい機能です。

3)利益確定売り

グラフ-利益確定売り3つめの「利益確定売り」は、例えば1,000円で買った株が現在2,000円に値上がりしているとします。「まだ上がると思うので持っておきたいが、もし1,500円まで値下がりしたら売り」の逆指値注文を出しておけば、万一下がった場合も一定金額の利益(手数料・税金等別)が確定します。持っている株が上昇しだすと「もっと上がるかも」と持ち続けてしまいがちですが、あっと言う間に下落を始め、今度は「いつか回復する」と持ち続け、結局利益どころか損益を出してしまうことも少なくありません。また、相場の上昇トレンドに合わせ、2,200円になったら2,000円、2500円になったら2,300円と切り上げていけば、相場が反転した場合にも安心。「あの時、売っておけば」と後悔しないためにも、逆指値注文で利益を確定させるという投資手法は株式初心者にもオススメです。

逆指値、3つの活用法

最近では、サラリーマンやOL、主婦まで幅広い方が株式投資をするようになりましたが、こうした日中大変忙しくされている方々にピッタリですね。株式相場は刻一刻と動いていますが、じっと相場に張り付いているわけにはいきません。帰宅してからの深夜、或いは早朝など自分の時間に合わせてネットで逆指値注文を出しておく。こうしておけば、常にチェックをしていなくても自動的に損切りや利益確定されますから、安心です。

また「売り買い」の決断をしにくい人にもオススメです。株価が上昇すれば「もっと上がるかも」と欲が出て、下がってくれば「回復するかも」と考えるのが人情。そうなると、「これ以上持っていると損」というギリギリのラインさえ越してしまいがちです。「待機注文」とも呼ばれる逆指値注文は、タイミングが来るのを待って売り買いをする機能。予め注文をしておけば、迷いに振り回されることなく利益を確定し、さらなる損失を食い止めることができるのです。

2005年時点の特集記事のため、現在の内容と異なる場合があります。最新情報は各証券会社のホームページでご確認ください。

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